【はじめに】地理って科目は。
地理って科目は、社会科の中ではなかなか異色。
私も教育学部の社会専攻でしたが、地理を受験に使っていたのは本当に一部で(苦笑)、だいたい 「社会が好き!」=「歴史が好き!」って人が多いですよね。
ただ、私はむしろ歴史が大の苦手で。いや、嫌いなわけではありませんでしたが、どうしても受験勉強上は覚えなきゃいけない事が多すぎて、私の頭では容量オーバー。 常に苦手科目でした↓↓
でもね、地理って、社会の他の科目とは違うんです。そんなこというと、
地理も国名やら山や川の名前やら、覚えるじゃないかっっ!!
という人もいるかもしれませんが、少なくとも「高校地理」の「センター試験」は違うんですよ。(地理の受験業界ではどの予備校の先生もおっしゃっていますね笑)
センター地理は、覚えなきゃいけない「固有名詞」は少ないんです。その代わり、地理には数学みたいな「公式」が存在します。
地理っていうのは、その名の通り
地球上のありとあらゆる理(なぜ・理由)を解き明かす
壮大な学問で、まさに地球規模の
リアル謎解きゲームや推理の世界なんです。
だから受験生の皆さん向けに言えば、「なぜ?」が気になる人や、理系的に「こうだからこうなる」という筋道を立てて考える人や、あと、コナン好きには向いてます笑(「ひたすら暗記」が苦手な人に向いているというのは、そういう理由ですね。)
てことで、このブログで少しずつでも地理の面白さをお伝えしていきたいなぁと思います。よろしくお願いします!
《ひとりごと》内地でゆし豆腐を再現してみたら5分で完成して感激した話
「ゆし豆腐が食べたい!!」
沖縄出身で内地に住んでいる皆さん、そんな衝動に駆られたことはありませんか。でも、沖縄そば同様、そもそもの大問題は「ゆし豆腐」が内地のスーパーには売られていないこと!
でも、どうにかあのソウルフードをたべたい・・・。私もそんな衝動を抑えられず、身近に手に入るもので創作料理をしてみました!!
豆乳ににがりを入れて「ゆし豆腐」をイチから作るレシピがクックパッドなんかにありましたが、いや、それはなんか違う(面倒くs…)ということで、できるだけ楽をします(笑)
【材料】(1人分)
・おぼろ豆腐:1パック ※コンビニにも売ってます。
・白だし:適量
・水:適量(白だしを薄める用)
・豆乳(調整豆乳で可):少々(無くても大丈夫)
・青ねぎ:お好みで
↑↑こんな適当なレシピある?(笑)
【作り方】
①白だしを鍋にかけ、水で薄めてうどんのスープ的なものをつくる。
②豆乳を少し加える(一気にスープがそれっぽくなる)
③おぼろ豆腐を投入
④ひと煮立ちしたら、味を調えて、完成!!
めっちゃ楽でした。こんな簡単なら、もっと作ればよかったと思うくらい。
というか、うどんスープ≒沖縄そばのだし≒ゆし豆腐スープなんだね。感動。。。
疲れているときにもさらっといけちゃうので、食べたことない人も是非どうぞ!!
【見る用語集:たばこ畑】そもそもたばこの葉っぱって見たことあります?
伊計島(いけいじま)は、本島中部東岸にあるうるま市の与勝半島(よかつはんとう)から平安座島(へんざじま)、宮城島(みやぎじま)を経由してたどり着く島。
ちなみに、それぞれの島の間には大小それぞれの橋が架かっていて、沖縄本島~平安座島~宮城島~伊計島までは、車で移動することができます。(ちなみに平安座島からは別方向に浜比嘉島(はまひがじま)にも橋が架かっています。)
伊計島には今まで行ったことがなかったのですが、小さな島ながら高低差がほとんどないので、広々とした海を見渡すことができました。
そんな中広がっていたのは、たばこ畑。伊計島には「伊計葉タバコ生産組合」もあり、主産業の一つになっているようです。
伊計島に広がるたばこ畑。たばこの葉ってこんなにもっさりと大量に栽培されてるもんなですね。このゆったりとした風景と流れる時間が不思議な感じです。
ちなみに沖縄本島⇔平安座島をつなぐ橋は「海中道路」と呼ばれ、絶景ポイントとしても有名ですよ。
【世界遺産:沖縄】斎場御嶽(せーふぁうたき)
2019年3月、実家への帰省ついでに、何か面白いところに行けないかなぁと思った結果、行ってきました。「斎場御嶽(せーふぁうたき)」!
斎場御嶽(せーふぁうたき)は、2000年、あの燃えてしまった首里城と同じ「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして、ユネスコの「世界遺産条約」に登録されているところです。
正直、子供時代、「だから何?」というか、あまりそそられる(?)場所ではなかったのですが、いまとなっては仕事柄とてもそそられる(!?)ところだったので、ずっと機会があれば行ってみたいと思っていたところです。これが大人の魅力ってやつなんですかね。
「御嶽(うたき)」は「聖地」の意味なんですが、中でもこの「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、琉球神話における創世神「アマミキヨ」が作ったといわれる琉球王国最高の聖地なんです。いわゆる「パワースポット」ですね。
入口に立っている碑ですね。
左下の地図からも、ほとんど道以外は森なのが分かります。ちなみに、一番左下のちょっと広場みたいになっているところが駐車場で、入り口になります。
メインルートではないのですが、最初の分かれ道を右に下っていくと…
奥の方にうっすらと見えるのが、琉球神話の中では、琉球の始祖「アマミキヨ」が降臨したといわれ、「神の島」としても名高く由緒ある「久高島(くだかじま)」です。だからこそ、ここが祭祀場になったんでしょうね。
ただし、この「適度にうっそうとした自然」と、「見晴らしのいい高台」という条件から、戦時中は砲台も建設されていました。もちろん仕方ない部分もあったでしょうが、宗教的な聖地のひとつに砲台が建設されていたのは、やはりちょっと複雑な気持ちになりますね。
さて、メインルートに戻って歩みを進めていくと、うっそうとした自然。でもこの圧倒的な自然と静けさから、神秘的な空間だということを肌で感じます。ちなみに、前を歩くはわが母です笑
この巨岩に圧倒的な自然を感じます。でもここのすごいのが、写真やや右下で奥に人が二人立っているあたりに行ってみると…
なんと!巨大な岩同士が支えあって、間に三角の空間ができています。「三庫理(サングーイ)」と呼ばれているそうですが、ここを通って中に入っていくと拝所になっています。
そしてその拝所からは、またしても久高島をながめることができるようになっているんですね。とても 不思議で神秘的な場所でした。
【見る用語集:扇端】キレイな湧き水が流れ続ける「生水の郷」
GWのぶらり旅。どうしようかな~と迷っていたんですが、えいやぁ!と行ってきました。(まぁ今回はあまり遊びではないんですが)
滋賀県高島市の針江(はりえ)地区にある「生水の郷(しょうずのさと)」です。
高島市は琵琶湖西岸にあり、高校地理なんかでは扇状地の代表例としてよく出てくる場所です。このあたりは扇状地の先端付近に位置し、地下からのきれいな湧水(ゆうすい、わきみず)がみられる場所です。
水がキレイで、いやぁ、癒されますね。
いやね、前から、扇状地自体はもちろん知識としても見たこともあるんですが、その土地利用の部分に関しては、「扇央は乏水地だから果樹園」「扇端は豊水地だから湧水が見られ水田」といっても、具体的に見たことまではなかったんですよね。だから今回は勉強になりました。
ちなみにこの地域では、この地下水が流れる水脈に鉄管を通し、各家庭で水道として組み入れて利用されている珍しい地域です。以下の公式サイトも参考になります。
またこのあたりは詳しく書けるといいですね。とりあえず今回はこのへんで!
「ロケット」vs「飛翔体」!?
不謹慎ながらも、さすがにちょっと笑ってしまった。
・・・もってるな、ホリエモン。
先に気づいたのはこっちのニュース。
約1年半ぶりの「飛翔体」発射らしく。
「出たよ、飛翔体」という思いと、速報がしばらく後になってからだったことに不安を感じつつも、
なんでこんな国と仲良くしたがる隣国があるんだろうか、
と感じずにはいられなかったのですが。
いや、ニュース速報よく見たら、
ホリエモンも飛翔体ロケット打ち上げに成功
しているじゃないですか!!
なんて日に打ち上げてるんだって感じですが、時間的にはホリエモンが先(正確にはホリエモンが打ち上げたわけじゃないですが)とのことで笑
民間ロケットで宇宙空間に到達したのは「日本初」
とのことで。これはすごい!!!
・・・いや、でもね、実際すごくすごい(?)んですがね、、、それよりも素直にすごいなーと思うのが、そもそもホリエモンさんが宇宙開発(ロケット打ち上げ)に資金出資を始めたのって、かなり前でしたよね。
実際調べてみると、
宇宙機エンジニアである野田篤司の超小型衛星を打ち上げられる最小構成のロケットという構想を元に、当時ライブドア社長だった堀江貴文がスポンサーとなる形で2005年に開発がスタートした
(「インターステラテクノロジズ - Wikipedia」より引用)
とのことで、ホリエモンこと堀江貴文氏が、いわゆる「ライブドア事件」で逮捕されたのは2006年なので、もうその頃から目はつけてたわけですよね。
確かに当時は「お金で買えないものはない」なんて言いふらしてイケイケゴーゴーだったので、そのやり方には批判も多かったのは確かですが、あの時期に日本のITベンチャーとしては知名度ナンバーワンと言ってもいいくらいの企業を舵取りしてただけの「先見力」はあるなー、と思うわけですよ。(振り返っても、良かれ悪しかれ、大問題になったニッポン放送の買収問題だって、いいとこ目につけてたよね。たしかに、メディア戦略は今の時代、最重要といってもいいもの。)
いやね、でもそれだけじゃなくて、要はその2005年からずっと、なかなか投資回収が難しい分野の中で、資金注入をし続けて開発してきたっていうところが、いくらロマンだとはいえ、「忍耐力」の勝利ですよね。そこがすごいなーと。
ホリエモンは民間宇宙旅行への参入もあげていましたが、やっぱり宇宙産業はこれから絶対に必要ですよ。
そもそも国レベルでももっと公的資金を大規模に注入して、アメリカに負けないくらいの技術を開発するべきだし、それだけで、軍事産業も航空機産業も、その副産物としてのいろいろな技術ももっと向上するし、どこかの「飛翔体」への抑止力にもなる。
日本の中小企業にもまだまだ力があるし、民間の力もどんどん使って、日本の宇宙開発レベルが発展することを願います。