地理りりり。

地理×ゆるり×ぶらり×のらりくらり=地理りりり。現役で中高地理を教えている「ぽん」の、地理を中心にしつつも結構自由で気ままなブログです。

【見る用語集:扇端】キレイな湧き水が流れ続ける「生水の郷」

GWのぶらり旅。どうしようかな~と迷っていたんですが、えいやぁ!と行ってきました。(まぁ今回はあまり遊びではないんですが)

 

滋賀県高島市の針江(はりえ)地区にある「生水の郷(しょうずのさと)」です。

高島市は琵琶湖西岸にあり、高校地理なんかでは扇状地の代表例としてよく出てくる場所です。このあたりは扇状地の先端付近に位置し、地下からのきれいな湧水(ゆうすい、わきみず)がみられる場所です。

 


 

水がキレイで、いやぁ、癒されますね。

 

いやね、前から、扇状地自体はもちろん知識としても見たこともあるんですが、その土地利用の部分に関しては、「扇央は乏水地だから果樹園」「扇端は豊水地だから湧水が見られ水田」といっても、具体的に見たことまではなかったんですよね。だから今回は勉強になりました。

 

ちなみにこの地域では、この地下水が流れる水脈に鉄管を通し、各家庭で水道として組み入れて利用されている珍しい地域です。以下の公式サイトも参考になります。

 

 

またこのあたりは詳しく書けるといいですね。とりあえず今回はこのへんで!