【2018年版】iPhone→Android乗り換えで困ったこと
iPhoneの進化が、いまいち面白く無くなってから久しいですね。
個人的には、iPhone4~6発表時くらいの、発表されるたびに「うゎぁ、すげぇ!」ってなった感覚がやっぱり忘れられません。ジョブズ…
そんな訳で、8年近くiPhoneを使い続けた私が、「いっそのこと浮気してやる!」みたいな一大決心(?)でAndroidに乗り換えました。まぁ、もはや半年ほど前ですが。機種はYモバイルの「AndroidOne X2」です。
最近は職場でGoogle関係(GmailやGoogleカレンダー、Googleドライブなど)を使い倒している私ですから、Androidの方が相性いいかもと思ったのもありますね。
ただ、これが何とも……
いや、基本的にはもちろん、使える機能に大差はないんですがね?
iPhoneの使いやすさは、やはりハードではなかった。。。と思い知らされた気がします。
忘備録ついでに、iPhone→Android乗り換えで困ったことを書いておきます。
※ちなみに私はPCとかは得意な方なので、連絡先移行とかについては、Googleドライブアプリを使えば意外と簡単なので、そのへんは除外です。
①マナーモードの設定が難しすぎる【←重要!】
iPhoneの場合、本体スイッチで切り替えは一発。しかし、Androidにはマナーモード的ないくつかの種類があり、「アラームは音を出すけど、電話やメールはバイブで」みたいな設定が超絶面倒。
②通知の設定が超絶に煩雑!!【←超重要!!】
なんでこんなに違うんだ、ってくらい本当に煩雑。何を通知して何を通知しないか、全部聞いてくる。iPhoneみたいに「うまくやってくれ」みたいな感じになってない。最初はあらゆるアプリからあらゆる通知が届いて困りました。
③アラームが本体スイッチで止まらない【←超重要!!】
最初、止め方がわからなくてめちゃくちゃ苦労しました。買って当初はいちいちキーロック外してアラームアプリから「オフ」にしないと止まらなかったのですが、最近、Androidの仕様が変更されたのか、一応アラーム中は本体画面で止められます。ただし、物理キーで止められるiPhoneはやはり便利だったかも。
④メールの受信画面で名前表示されない
これは以前iPhoneも同様でしたが、途中で変わりましたよね。もともとPCでは普通の仕様ですし、「連絡先」に登録されている名前でメールの送信者名が表示されるのは日本仕様(昔のガラケー時代の仕様)だからやっぱり仕方ないことではあるんですが。でも、便利なもんは便利だったんですよね―。
⑤着歴が「○時間前」とか「○日前」とかでしか表示されない
意外と困ります。特に仕事だと。「いつの何時何分」に電話があった、とか結構重要ですからね。
⑥電話アイコンから連絡先を編集できない
これも仕様なんでしょうけどね。連絡先を編集するには、連絡先アイコンから飛ばないといけません。
⑦ホーム画面がクールじゃない(←地味に戸惑い)
これはもう、まぁ、覚悟の上ですがね。やっぱあの(ティム・クックの)もっさりしてきたiPhoneでさえ、Androidよりは上でしたね。うん。
ちなみに、悪いことばかり書いてもアレなんで、困らなかったこともついでに。
・アドレス帳の移行(Googleドライブアプリで移行は簡単です)
・メールの移行(Gmailをメインにしてましたから、設定さえすれば終了です)
・Apple Musicの移行(音楽アプリのメインだったので、どうしようと思ったのですが、Android版のアプリで普通に使えています。)
確かにガジェットが使えたり、カメラの画質は良かったり、悪いことばかりじゃないんですけどね。。。もうちょい「基本的なところ」を「細やかに」使いやすくしてほしいですね。
※画像は[iOS][Android] UUID の作り方 | DevelopersIO様から引用させていただきました
《備忘録》Chromeでサイトをアプリ的に立ち上げる方法(GoogleカレンダーやGmailなどに便利)
以前はChromeの右上メニューから「その他のツール」→「ショートカットを作成」→「ウィンドウとして開く」などで行えたが、Chromeの仕様が変わった様子。
【以下、確認はChromeのバージョン70】
①Chromeの右上メニューから「その他のツール」→「ショートカットを作成」
(以前はあったはずの「ウィンドウとして開く」がなくなっている。)
②気にせずショートカットを作成するとデスクトップにショートカットが現れる。
③Chromeでアドレスバーに「Chrome://apps」と入力。
④ショートカットを作成したサイトがアプリ登録されているので、右クリックして「ウィンドウとして開く」をクリック。
⑤デスクトップにあるショートカットをクリックすると、ウィンドウとして開くことができるようになっているので、タスクバーなどにピン留めすると使いやすい。
【見る用語集:エルトゥールル号】日本とトルコの絆はここから始まった!
1890年、トルコ(当時のオスマン帝国)の軍艦・エルトゥールル号は、親善使節団として日本を訪れていました。しかし、いよいよ日本を離れるというあたりになって、日本には台風が襲来。日本人は出発を遅らせるよう勧めましたが、諸々の事情から、エルトゥールル号は先を急いで出港することとなりました。
しかし、やはり事件は起きてしまいます。暴風雨にさらされたエルトゥールル号は、現在の和歌山県串本(くしもと)町にあたる紀伊大島の樫野埼(かしのざき)沖で岩石と衝突し、沈没。500名以上の犠牲者を出す事態となりました。
大島村(現在の串本町)民は、総出でこの救出に当たり、自分たちのなけなしの食料や衣類を分け与えたそうです。その必死の救助活動や、日本政府の尽力の様子は本国まで伝えられ、当時オスマン帝国の人々は、遠い異国である日本と日本人に対して、好印象を抱いたといわれています。
この話は2015年12月にトルコとの合作で映画化されました。映画「海難1890」の舞台ともなったこの場所にはいま、この事件をきっかけとした日本とトルコの友好の証として、トルコ記念館が建っています。
【見る用語集:潮岬】地球は丸かった〜潮岬から見た水平線
潮岬(しおのみさき)といえば、和歌山県にある「本州最南端」の地。山口県とかじゃないんだ!と思われる人もいるかも知れませんが、地図を見れば断然和歌山のほうが南にありますね。
ちなみに、潮岬のあたりは紀伊半島から南に突き出た形になっていますが、これはもともとこの地が島だったから。それが、沿岸の海流(沿岸流)の流れによって、周辺の河川の土砂が運ばれて溜まった結果、半島部分と島を結ぶ「橋」の役割を果たすようになったんですね。なお、この砂でできた「橋」(といってもすごい幅で、普通に町が広がってますよ)の部分を「陸繋砂州(りくけいさす)」または「トンボロ」といい、それによって繋がれた島を「陸繋島(りくけいとう)」といいます。
潮岬から海(太平洋)を見ると、目の前にはひたすら水平線が広がっています。また、「最南端」ということは、東にも西にも視界の邪魔になる山や建物がありません。つまりここは、日の出も日の入りも見える、珍しい場所なんです!
地理ではよく、気候の問題と絡めて出題されることが多いです。
続きを読む【見る用語集:海食崖】刑事ドラマあるあるの断崖絶壁!?
最近は刑事ドラマでもあまり登場しなくなりましたが、一昔前は「火サス(火曜サスペンス劇場)」の定番といえば、クライマックスで犯人を説得するのは断崖絶壁と決まっていました(笑)
こちらは和歌山県白浜町の千畳敷(せんじょうじき)から見た崖(がけ)。地理では、地形用語で海食崖(かいしょくがい)と言います。要するに海岸にできた崖(がけ)です。下の海面近くには、岩の床となっている海食台(かいしょくだい)も見えますね。
ちなみに、なんとなくイメージはできると思うのですが、海岸の岩石に波がザッパーンと当たることで波食(はしょく:波による侵食のこと)が進み、海食崖ができていきます。
こうやって激しく何度も波が岩に当たることで、徐々に削られていくんですね。
【見る用語集:海食洞】癒やしの夕日スポット!円月島と夕日
円月島(えんげつとう)と呼ばれ名高いこの島は、正式名は高嶋(たかしま)と言うそうですが、真ん中にポッカリと円月(丸い月)のような穴が空いているのでこの名がついたようです。和歌山県白浜町の沖合に浮かぶこの島は、南紀白浜のシンボルの一つで、夕景の名所としても知られています。春分・秋分の時期には、中心部の穴を通して夕日が見えるんだとか。
円月島が見える小さな港には堤防があって、そちらからの景色のほうがキレイ(下の動画もそこから撮影しました)。デートスポットにもオススメしたいところですが・・・その堤防に続く小道にはフナムシさんがいっぱい!!見慣れてないと、ちょっと身の毛がよだつくらいのものです。まぁ、歩くたびにササーッと避けてくれるので、大名になった気分ではありますが、女の子は・・・どうでしょうね笑。心配なら、堤防には行かずに港から見るのがいいでしょう。
この円月島の穴の部分は、「海食洞/海蝕洞(かいしょくどう)」と呼ばれ、波の侵食によって削られたもの。有名なものでは、イタリアのナポリにある「青の洞窟」もこれにあたります。
大学受験地理のオススメ参考書・問題集2019
さて、この手のものは他のサイトにもありますが、私なりに整理してみようと思います。
ちなみに、書店で売られている参考書等については、一通り読んでいます。仕事ですからね笑
一見マイナーな教科にも思える地理ですが、大学受験のセンター試験受験者は、実は
日本史(17万人)>地理(15万人)>世界史(9万人)。
※数字は2018年度センター試験時の概数。
理系を中心に、地理受験者の皆さんも多いと思いますが、なんと言っても地理は参考書が少ない笑
そこで、先生の立場から見たおすすめ参考書を書いておきます。
あまりたくさんオススメしてもしょうがないので、
①網羅系、②演習系、③読み物系、④ノート系に分けていきましょうか。
受験まであまり時間がない人は、①と②のみで良いと思います。
①網羅系
さて、いわゆる「参考書」として有名なものには、
東進の「はじめからていねいに」(略して「はじてい」)シリーズと
KADOKAWAの「面白いほどとれる」(いわゆる「黄色本」)シリーズがありますが、
前者を書いていた村瀬先生の本として、2018年学研から新シリーズが出ました。
選ぶ際のポイントをまとめましたので、どちらか選ぶのが良いと思います。
村瀬のゼロからわかる地理B 系統地理編 (大学受験プライムゼミブックス)
- 作者: 村瀬哲史
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2018/08/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
おすすめ度★★★★★ 解説の丁寧さ★★★★★ コスパ★★★☆☆
村瀬先生の本は東進から出ていた「はじめからていねいに」シリーズが鉄板モノでしたが、2018年8月、学研から新しいシリーズが発売されました。系統地理編と地理編に分かれるのでややコストはかさみますが、特に初学者は教科書代わりになるので持ってて損はありません。
- 作者: 瀬川聡
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/07/21
- メディア: 単行本
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おすすめ度★★★★☆ とっつきやすさ★★★★★ コスパ★★★★★
文体が口語調なので、授業を受けている感覚で読めるのが最大の特徴です。瀬川先生の熱い話が楽しめる上、生徒役の質問部分も割と的確で読みやすいハズ。1冊で全範囲網羅するコスパの良さですが、やや詰め込み感があるのは仕方ないですね(苦笑)。2018年7月改訂です。
②演習系
実はここが最大の鬼門で、地理のセンター向け問題集は、ほとんど良書がありません。
単なる暗記科目でない地理は、いかに演習をして解法(考え方や図表の見方)に触れられるかが勝負です。
一番の近道はセンター過去問、ということになります。まぁ、それだけで良いといえば良いってことなんですけどね?
ただし、そうは言っても解説がわかりにくい…という人は、もう一つセンター解説を中心にした参考書を紹介しておきますので、ご参考まで。
Winning COM.-PASS 地理の整理と演習(2018年度用)
- 作者: とうほう
- 出版社/メーカー: 東京法令出版
- 発売日: 2018/01/01
- メディア: 単行本
おすすめ度★★★★★ まとめ度★★★★★ 解説の丁寧さ★★★★☆
地理の問題演習といえばもっぱらセンター過去問。ですが、最初から過去問まるまるを解いても、様々分野が年度ばらばらに出てきますから、なかなか網羅し切るのは大変です。そこでオススメなのがこの「ウィニングコンパス」。分野別問題集になっていますし、似た問題が形を変えて何度か出てくるのが実感でわかります。解説も丁寧ですので、初学者にもおすすめです。ただ、基本的に学校用教材ですのでAmazonでは入手できない模様。なので、出版社のサイトに直接リンクを貼っておきました。
大学入試センター試験過去問レビュー地理B 2019 (河合塾シリーズ)
- 作者: 河合出版編集部
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2018/05/01
- メディア: 単行本
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おすすめ度★★★★★ 重量★★★★★ 解説の丁寧さ★★★☆☆
さて、こちらは本家本元(?)のセンター過去問。特に本試を重点的に(丁寧に25年前のものも)収録する「赤本」に比べ、こちらの「黒本」は追試を交えて比較的新しい年度を多く収録しているので、過去問を買う際は絶対こちらがおすすめです。(ちなみに、駿台の青本は解説過剰でややわかりにくい&収録年数が少ないので、あまりオススメしません。)
[センター試験]瀬川聡 地理B講義の実況中継 (1)系統地理編 (センター試験実況中継シリーズ)
- 作者: 瀬川聡
- 出版社/メーカー: 語学春秋社
- 発売日: 2016/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おすすめ度★★★☆☆ わかりやすさ★★★★★ コスパ★★☆☆☆
①の網羅系に似ていますが、こちらはセンター重要問題の解説を中心にした参考書です。センター試験を解くために必要な「考え方」を手に入れるためにはオススメの参考書です。ただし、わかりやすさはピカイチですが、アウトプットにはあまりならない(問題演習は少ない)ので、バランスが大事ですね。
③読み物系
受験参考書ではありませんが、それに準じるものとしてご紹介したいのがこちらです。
いや、正直ですね、あまり期待してはいなかった本なんです(苦笑)でも、読んでみたら良かった笑
受験まで多少余裕のある人は、読んで損はないと思います。本屋さんに行くことがあれば、まずは立ち読みで読んでみると良いと思います。
勉強したこととつながれば、「あー、そういうことか」と理解が深まるはずです。
- 作者: 鈴木達人
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/02/17
- メディア: 新書
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おすすめ度★★★★★ わかりやすさ★★★★★ お手軽度★★★★★
達人先生の授業はスタディサプリでも聞けるですが、私は正直しゃべり方がやや苦手でした。ただこの本は、受験参考書ではないものの構成は高校地理に沿っていて、初学者はもちろんですが、どちらかというとやや知識のある人が読むと目からウロコの部分が多いように思います。私の予想の斜め上を行った一冊です。
④ノート系
地理は完全な暗記科目ではないものの、重要事項はやっぱり覚えなくてはいけません。
学校等で授業を受けている人には必要ないと思いますが、万が一自習等で進めたい人には、重要事項を記入しながら覚えるノート系もおすすめです。
ただし、こちらはやや余裕がある人のみで、最短でクリアしたい人は手を付けないほうがいいでしょう。
- 作者: 松本聡,
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本
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おすすめ度★★★☆☆ まとめ度★★★★★ デザイン性★★★★☆
かくいう私も授業で使っているのがこのノート。重要事項が比較的スマートにまとまっているので、センター~中堅私立レベル程度には対応可。良書ではありますが、ポイントとなる本文に下線が多いデザインがやや玉にキズ(凝縮されてるので仕方ないですが…)。
さぁ、参考になりましたでしょうか。地理の参考書としては、できるだけ新しいものを揃えることをおすすめします。まぁ、2〜3年ほど前のものならなんとかなりますが、7〜8年前のものになるとやっぱり情報が古くなっている部分もありますしね。
(それでも根強い人気を誇る「山岡の地理B教室」もありますが、こちらは「考え方」が非常に参考になります。ただ、やはり発行から年数も経っていますし、特に初学者の方は、新しいものを使ったほうが混乱は少ないでしょう。)
ぜひ、受験を通して地理の面白さを感じてもらえれば幸いです!