「ロケット」vs「飛翔体」!?
不謹慎ながらも、さすがにちょっと笑ってしまった。
・・・もってるな、ホリエモン。
先に気づいたのはこっちのニュース。
約1年半ぶりの「飛翔体」発射らしく。
「出たよ、飛翔体」という思いと、速報がしばらく後になってからだったことに不安を感じつつも、
なんでこんな国と仲良くしたがる隣国があるんだろうか、
と感じずにはいられなかったのですが。
いや、ニュース速報よく見たら、
ホリエモンも飛翔体ロケット打ち上げに成功
しているじゃないですか!!
なんて日に打ち上げてるんだって感じですが、時間的にはホリエモンが先(正確にはホリエモンが打ち上げたわけじゃないですが)とのことで笑
民間ロケットで宇宙空間に到達したのは「日本初」
とのことで。これはすごい!!!
・・・いや、でもね、実際すごくすごい(?)んですがね、、、それよりも素直にすごいなーと思うのが、そもそもホリエモンさんが宇宙開発(ロケット打ち上げ)に資金出資を始めたのって、かなり前でしたよね。
実際調べてみると、
宇宙機エンジニアである野田篤司の超小型衛星を打ち上げられる最小構成のロケットという構想を元に、当時ライブドア社長だった堀江貴文がスポンサーとなる形で2005年に開発がスタートした
(「インターステラテクノロジズ - Wikipedia」より引用)
とのことで、ホリエモンこと堀江貴文氏が、いわゆる「ライブドア事件」で逮捕されたのは2006年なので、もうその頃から目はつけてたわけですよね。
確かに当時は「お金で買えないものはない」なんて言いふらしてイケイケゴーゴーだったので、そのやり方には批判も多かったのは確かですが、あの時期に日本のITベンチャーとしては知名度ナンバーワンと言ってもいいくらいの企業を舵取りしてただけの「先見力」はあるなー、と思うわけですよ。(振り返っても、良かれ悪しかれ、大問題になったニッポン放送の買収問題だって、いいとこ目につけてたよね。たしかに、メディア戦略は今の時代、最重要といってもいいもの。)
いやね、でもそれだけじゃなくて、要はその2005年からずっと、なかなか投資回収が難しい分野の中で、資金注入をし続けて開発してきたっていうところが、いくらロマンだとはいえ、「忍耐力」の勝利ですよね。そこがすごいなーと。
ホリエモンは民間宇宙旅行への参入もあげていましたが、やっぱり宇宙産業はこれから絶対に必要ですよ。
そもそも国レベルでももっと公的資金を大規模に注入して、アメリカに負けないくらいの技術を開発するべきだし、それだけで、軍事産業も航空機産業も、その副産物としてのいろいろな技術ももっと向上するし、どこかの「飛翔体」への抑止力にもなる。
日本の中小企業にもまだまだ力があるし、民間の力もどんどん使って、日本の宇宙開発レベルが発展することを願います。